生活の知恵

【体験談】125ccのバイクを譲渡された時に行った5つの手続き

【体験談】125ccのバイクを譲渡された時に行った5つの手続き 生活の知恵

先日、親戚から125cc未満のオートバイをもらい受けました。
その際に手続きについて役所の方に色々伺ったので、参考までに記事にしておきます。

事前に必要となる書類や状況によっては手続き方法が異なる場合もあります。
とはいえ、一つ一つの申請はカンタンです。役所に何度も往復しないよう、本記事で解説します!

なお今回の条件としては、同じ市内に住む者同士のバイク譲渡になります。
違う市区町村での譲渡や、排気量125cc以上のバイクの場合は、また手続きが変わりますのでご注意ください。

トピックとしては下記の通りです。

・役所に名義変更申請
– 廃車証明書を取得
– 以前の所有者が既に廃車申請済みの場合
– まだ廃車申請していない場合
 - バイクの名義変更・所有者登録
・古いバイクの廃車申請
・バイク屋さんで自賠責保険の申請(自賠が切れている場合)
・購入から2年以内のバイクは購入店へ

それでは一つづつ見ていきましょう!

役所に名義変更申請

役所で名義変更

バイクの所有者名義を変更します。
この手順は自治体によって若干違いがあるようなので、あくまで筆者が住んでいる京都市の場合で解説します。

流れとしては下記の通り。

  • 廃車証明書を取得
  • 名義変更・所有者登録

必要な書類は役所でもらえるので、それに記載するだけです。

廃車証明書を取得

名義変更する際に、廃車証明書が必要です。
廃車証明書は、以前の所有者に申請手続きを行ってもらう必要があります。

まだ廃車申請していないバイクを譲渡される場合は、一旦以前の所有者に廃車申請をしてもらうか、
廃車及び名義変更の手続きをあなたに委任する旨の「委任状」を書いてもらいましょう。

下記、既に以前の所有者が「廃車済み」か、まだ「廃車していないか」で、それぞれ手続き方法を解説しています。

以前の所有者が既に廃車申請済みの場合

既に以前の所有者が廃車申請済みの場合は、ナンバープレートを返却されているので、名義変更ではなく新規取り直しになります。

125cc未満のバイクを譲渡される場合、そのバイクの「廃車証明書」が必要になりますので、以前の所有者から必ずもらってください。
これがないと譲渡の手続きができません。

必要なものは下記の通りです。

  • 廃車証明書
  • 標識交付申請書(居住地が同一市内間での譲渡では不要?私は不要でした。)
  • 身分証明書(運転免許証でOK)
  • 印鑑(私の場合は必要なかったですが、念のため)

まだ廃車申請していない場合

廃車していない場合は、以前の所有者とバイクをもらい受ける人が一緒に役所に行き、廃車申請及び所有者登録・変更の手続きを行います。

ただ一緒に行けない場合の方が多いと思いますので、その際は以前の所有者に委任状を書いてもらいましょう。

委任状の様式は何でもいいのですが、国土交通省のページからもダウンロードできます。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html

委任状には、委任者と代理人の欄があります。
代理人の欄に以前の所有者の名前・住所・生年月日・電話番号・印鑑を押印してもらいます。

委任内容は「委任者が所有するバイクの廃車手続き、および同バイクの代理人への譲渡申請」とでも記載しましょう。

代理人(あなた)の情報記載欄と委任内容は、筆者の場合は自分で書きました。
役所にはそれで通りましたが、できれば全て代理人に記載してもらった方が無難でしょう。

役所に持っていくものは、下記の通りです。

  • 委任状(旧所有者の廃車申請時に必要)
  • もらうバイクのナンバー(メモっておけばOK)
  • 身分証明書(運転免許証でOK)
  • 印鑑(私の場合は必要なかったですが、念のため)

廃車申請に必要な書類は役所でもらえますので、指示された通り記載して提出します。

バイクの名義変更・所有者登録

ここまでは廃車申請に関する内容でしたが、ここからは名義変更・所有者登録の手続きです。

名義変更については、同じ管轄の市町村に住んでいる場合に限り変更可能です。

例えば、互いの居住地が京都市同士であれば名義変更可能です。

しかし、あなたが京都市。以前のバイクの所有者が大阪市にお住まいであれば、ナンバープレートが変わります。
(ナンバープレートに記載の市区町村が変わるので当然ですが…。)

この手続きにより軽自動車税の納税対象者が、あなたに切り替わります。

必要なものは下記の通りです。

  • 廃車証明書
  • 譲渡証明書(私の場合は不要でした)
  • 身分証明書(運転免許証でOK)
  • 印鑑(私は必要なかったですが、念のため)

私の場合、譲渡申請も委任されていたので譲渡証明書は不要でした。

譲渡証明書は国土交通省のページからダウンロードできます。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html

記載する書類は役所でもらえますので、上記のものだけ揃えておけば大丈夫です。

古いバイクの廃車申請(ナンバープレート返却)

古いバイクの廃車申請(ナンバープレート返却)

あなたがこれまでに乗っていたバイク。もう乗らない場合は、そのバイクの廃車申請を一緒にしておきましょう。

必要なものは下記の通りです。

  • 古いバイクのナンバープレート
  • 身分証明書(運転免許証でOK)
  • 印鑑(私は必要なかったですが、念のため)

廃車申請の書類は役所でもらえます。

なおこの手続き後に、廃車証明書が交付されます。
この書類は、バイク本体を誰かに譲渡する際と、自賠責保険の解約をする際に必要となります。
(自賠責保険の期限が切れている場合は不要です。)

自治体によるかもですが、再発行できないところもあるようですので、必ず無くさないよう保管しておきましょう。

自賠責保険の申請(自賠が切れている場合)

もらったバイクの自賠責保険の期限が残っている場合、変更手続きは特に必要ありません。
(自賠責は持ち主ではなく、バイク本体にかかるため。)

ただ自賠責保険の期限が切れている場合は、バイクに乗る前に申請手続きを忘れずに行いましょう。
バイクの自賠責加入は、バイク屋で行うか、コンビニでも申請できます。

購入から2年以内のバイクは購入店へ(メーカー登録名義の変更手続き)

購入から2年以内のバイクは購入店へ

もらったバイクが、購入してから2年以内の場合はメーカー保証が受けられます。
この間リコールがかかり、その車種全てに不具合が見られた場合は、無料で該当箇所の修理・交換が受けられます。

メーカー保証を受けるには、購入したバイク屋からメーカーへ名義変更を行ってもらいます。
(直接メーカーに電話してもできるかもしれません。)

購入時にもらった書類の情報をバイク屋さんに提示すると、手続きしてくれますので是非行っておきましょう。

まとめ

以上、筆者がバイクをもらい受けた際に行った手続きの全容です。

用意する書類としては「廃車証明書」は必須です。
あと意外と忘れがちなのが「もらうバイクのナンバー」と、廃車がまだの場合は「委任状」ですね。

ここら辺を忘れるとまた取りに戻らないといけないので、気をつけましょう。

あと任意保険の登録も忘れないように。。。
筆者はチューリッヒのバイク保険に元々加入していましたので、電話一本でその日の内に車両変更できました。

あと古いバイクですが、自分の場合は廃車にして誰かに譲ろうかなと思っています。
修理は必要なのですが、エンジンは全然元気でセルも一発でかかるので、捨てるのは勿体ないかなと感じています。

利用したことがまだないですが、ジモティーにでも出してみようかなと思います^^

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