生活の知恵

残り物の宅配ピザは冷凍保存!後日おいしく食べるための解凍方法と温め方法について

残り物の宅配ピザは冷凍保存!後日おいしく食べるための解凍方法と温め方法について 生活の知恵

たまに無性にピザが食べたくなり、注文したはいいが食べきれずに残してしまう事ってありますよね?

次の日に食べるならラップにくるんで冷蔵保存し、オーブンで焼けばいいのですが、注文してから2日以上食べない場合は冷凍保存しましょう。

ただし鮮度を保ったまま冷凍するためには、注意点がありますのそれをご紹介したいと思います。

 

宅配ピザの冷凍保存方法

宅配ピザの冷凍保存方法

冷凍保存をする際によくやってしまいがちなのが、ラップにくるんでそのまま冷凍庫に入れるというものですが、これだと冷凍庫に入っている他の食材の臭いが移ってしまいます。

  1. 常温程度に冷めた状態のピザを、1ピースづつラップでくるむ。
  2. フリージング用のジップロック(保存袋)に空気が入らないように入れる。(全て入るなら一つの保存袋に全部ピース入れる。)
  3. 冷凍庫に入れる。

これで少なくとも臭い移りを防ぐことができます。

 

あともう一つ保存する上で注意したいのが、「冷凍焼け」です。
冷凍焼けとは、冷凍している食材が徐々に酸化・乾燥する事で、見た目や味が劣化していく事です。

冷凍焼けは、冷凍庫を開け閉めにする事により、庫内の温度が上がったり下がったりが頻繁に起こりやすくなります。

一見凍っているように見えても、実は開け閉めによる温度の上昇で僅かに解凍されている状態が起こります。冷凍庫閉めるとまた凍りますが、溶けたり凍ったりを繰り返すと徐々に空気が入り、酸化していきます。酸化すると食感や味が劣化し、要は不味くなります。

冷凍焼けは食材に空気が入ると起こりやすくなりますので、ジップロックで保存する際に空気をできるだけ抜いて冷凍庫で保存するのがベターです。

なるべく真空にできれば、空気が入り込むことによる参加を抑える事ができます。

 

あとは上記の方法でピザを冷凍庫に入れたら、急速冷凍をするのも良いです。
急速冷凍をすると、食品の細胞を傷つける前に一気に冷凍できます。冷凍されるまでの時間が長いと、冷凍する過程で食品に含まれる水分同士が結合し、大きな氷の結晶となります。

氷の結晶が大きいと、食材の細胞が傷つけてしまい、傷ついた細胞から旨味成分が溶けだしてしまいます。

一方、急速冷凍する事で細胞に含まれる水分同士が結合する前に冷凍されるため、細胞が傷つきにくく、旨味を閉じ込めたまま冷凍されます。

冷凍食品が急速冷凍される理由はこういったところにあります。

冷凍庫によっては、急速冷凍ボタンが付いている物もあるくらいですので、宅配ピザの冷凍に限らず、食材を冷凍する際には是非行ってください。

 

冷凍した宅配ピザをおいしく解凍・温めなおす方法

冷凍した宅配ピザをおいしく解凍・温めなおす方法

冷凍した宅配ピザを温めなおすには、以下の方法があります。

  • オーブントースターで焼く
  • 魚焼きグリル
  • 電子レンジのオーブンを使う
  • フライパンで焼く

それぞれの温めなおし方についての特徴と方法、注意点についてまとめています。

 

なるべく解凍してから温めましょう

冷凍ピザを温めなおす場合は、なるべく解凍してから温めた方が、ピザの火の通りがよくなり、美味しく焼きあがります。

解凍する方法としては、「自然解凍」「冷蔵庫解凍」「電子レンジでの解凍」があります。

  • 「自然解凍」…常温で1時間~2時間程度。
  • 「冷蔵庫解凍」…2~3時間前後。
  • 「電子レンジでの解凍」…500Wで2~3分。

指で生地を押して、固さが無ければ解凍出来ていると判断できます。

 

(おすすめ)オーブントースターで焼きなおす場合

ピザを温める上で最も適しているのが、「オーブントースター」です。予め2,3分程トースターを温めておき、ピザを入れてから約5分程焼きます。

最も手軽に美味しく焼けるのでおススメですが、オーブントースターをお持ちでない方は、下記他の焼き方を試してみてください。

 

魚焼きグリルで焼きなおす場合

弱火で3~5分程で焼き直しできますが、魚焼きグリルで焼く場合は、火力に注意しましょう。火が強すぎるとすぐに焦げてしまいます。

またグリルに入れる前に、フライパンで1~2分程ピザの裏面を空焼きしてから、魚焼きグリルで3分程焼くと、生地がパリッとした食感になります。
これはお好みで試してみて下さい。

また魚焼きグリルですので、臭い移りにはご注意ください。

 

オーブンレンジ(グリル)を使う場合

電子レンジのオーブン機能やグリル機能を使って焼くには、まず220~250度程度にあらかじめレンジ庫内を温めたのちに、6~8分程温めます。

レンジが温まるまでに少し時間がかかるのと、ピザが温め終わりまでの時間も最もかかるので、他の方法で焼けるのであれば、あえて推奨は致しません。

 

フライパンで焼きなおす場合

フライパンで焼く場合は、ピザを入れた状態で蓋をして弱火で5~6分程焼きます。オリーブオイルを大さじ1杯フライパンにひいてから焼くのもいいです。

ただ火加減を誤ると焦がしやすいので、注意が必要です。

フライパンはテフロン加工されている、引っ付きにくいものを使用しましょう。

 

宅配ピザをアレンジしよう!

宅配ピザをアレンジしよう!

二日目の宅配ピザを、色々好きな物でトッピングして食べるのも楽しいです!

チーズ増しにするも良し。ピザソースを追加するも良し。
ウインナー、コーン、ほうれん草などをトッピングすれば子どもも喜びます^^

プレーンに近いピザの方がアレンジしやすいですが、余った宅配ピザを使っていろいろ試してみましょう!

 

宅配ピザに負けないくらいおいしい冷凍ピザもあります

宅配ピザに負けないくらいおいしい冷凍ピザもあります

本記事では、冷凍した宅配ピザの保存方法、解凍方法、温めなおし方についてまとめましたが、実は最近の冷凍ピザは、宅配ピザに負けないほどのクオリティが高いものがあります。

宅配ピザと違って、ご紹介したような方法で解凍・温めをしないといけないですが、味も見た目も宅配ピザに負けていません!

市販の冷凍ピザもありますが、冷凍ピザ専門店がおすすめです!

一枚当たりの価格は宅配ピザよりも安く、味は宅配ピザ並みかそれ以上かもしれないレベルなので、是非機会があれば一度試してみて下さい^^

【関連記事】冷凍ピザ専門のおすすめ通販サイト6選

https://30daikarano-kazoku-tyokin.com/?p=821

 

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