羽がない。音が静か。ヒーター・空気清浄機能がついて1台3役で使える等、人気のダイソン扇風機。
しかし下記の理由により、意外と購入を迷っている方は多いのではないでしょうか。
– 値段が高い
– コスパが気になる(電気代・フィルター代など)
普通の扇風機と比べてお値段がの5～10倍ほどします。
その上コスパが悪かったとなると、購入した後に後悔するかもしれませんよね。
そこで筆者自身が実際に購入して、使ってみた感想を記事にまとめました。
購入しようか迷われている方は是非参考にしてみてください。
※筆者が購入した機種は「AM09WN」です。
空気清浄機能については、その機能がついていませんので言及できません。
ちなみに筆者の個人的な感想を先に申し上げると、ダイソンの羽無し扇風機を購入するなら、cool（送風機能のみ）でいいかなというのが率直な意見です。
なぜこのような意見に至ったかも、合わせて後述しますね。
ダイソン・hot&＆cool「AM09WN」を使用した感想を、下記の項目ごとに分けてみました。
– 静音性
– 大きさ、重量
– 風質
– お手入れのしやすさ
– 電気代
それでは順番にレビューしていきます！
ダイソンのhot&＆cool「AM09WN」を実際に使った感想をガチレビュー
【静音性】ダイソン・hot&＆coolはうるさい？静か？
hot&＆coolの風量は、1～10の10段階で、1が最も弱く、10が最強です。
結論から言うと、1～5は静か。6～8は少しうるさい。9～10はうるさい、といった感じです。
とはいえ、どれくらいの動作音かは実際に聞いてもらわないとわかりにくいと思います。
動画で撮影しようか迷いましたが、dbアプリで計測して数値化した方がわかりやすいと思い、画面チャプチャを取りました。
dbアプリは今回「デジベルX」というアプリを使いました。
hot&＆cool「AM09WN」の風量1、5、8、10で稼働させた際のdbの結果は下記の通りです。
【AM09WN：風量1】
騒音計：54.1dB（静かな自宅）
風量1は、動いているのがわからないくらい静かです＾＾
感覚的には、風量2と3もそれほど大差ありません。
【AM09WN：風量5】
騒音計：67.9dB（静かな自宅）
風量5だと、音がしているのはよくわかりますが、それほど気になる程ではありません。
【AM09WN：風量8】
騒音計：71.2dB（普通の会話）
風量8だと、AM09WNの近くで話をしていると、少し大きな声で話さないと聞き取りづらいです。
【AM09WN：風量10】
騒音計：76.3dB（車内）
風量10（MAX）は、結構うるさいです。汗
「車内」とありますが、「ゴ～！！」って感じの音がします。
【大きさ、重量】ダイソン・hot&＆coolは動かしやすい？
私が持っているAM09WNは、軽くて持ち運びしやすいです。
普通の扇風機よりもやや軽いと思います。
しかもコンパクトなので、机や出窓の上に置いて使ったりもします。
Coolだけの扇風機は、縦に長いので、コンパクトさでいうと、AM09WNは良いと感じます。
【風質】ダイソン・hot&＆coolと普通の扇風機の違い
普通の扇風機に比べて、少し柔らかい感じがします。
風量を上げると、音はうるさいですが、かなりパワフルです。
風を収束モードと広域モードにできるので、部屋の隅から収束モードで首振りさせると、結構遠くまで風を運んでくれます。
【お手入れ】普通の扇風機の煩わしさは皆無
お手入れのしやすさでいうと、本体周りを拭くだけなので、とても楽です。
普通の扇風機だと羽についたホコリをとるのに、いちいちカバーを開けないといけませんが、その煩わしさは全くありません。
【電気代】要注意！ダイソンのhot&＆coolは、電気代がヤバイ…。
ダイソンのhot&＆coolの使用電気量のヤバさについては、購入前に使用ワット数を確認されている方なら、大体冊子が付くかと思います。
結論から言うと、電気代が約15,000円上がりました。（ガチです）
クール（送風）の方は、電気代は普通の扇風機と変わりません。
問題はホット（温風）の方です。
hot&＆coolを一か月、ほぼ毎日稼働した月の電気代を冬と夏に分けて公開します。
ダイソンの温風を1ヶ月使い続けた結果【前年と比較】
まず去年の2020年1月の電気代です。
エアコンの暖房を2台。セラミックヒーターを1台つけていました。
電気使用量：608kwh
電気料金：17,129円
この金額を覚えておいてください。
次に2021年1月の電気代です。hot&＆coolを導入して最初の月です。
冬場なので、温風を1日8～10時間以上はつけていたと思います。
エアコンの暖房を1台。セラミックヒーターを1台つけていました。
電気使用量：1,151kwh
電気料金：31,908円
ダイソンの温風は1200Wなので、ドライヤーをずーっとつけているのと同じような状態です。。。
この月は、今まで落ちなかったブレーカーが2回落ちました。
設定温度は18度と低く目に設定していましたが、効果は無し？でした。
（高めに設定していたら、もっと電気代がかかっていたかも…。）
例年は2台つけている暖房を、1台切っていたので、ここまで行くのは予想外でした。
この金額を見て、もう二度と温風をつけないと心に決めました。
ちなみにhot&＆coolを使わず、エアコンの暖房2台に戻した次の月は、下記の通りになりました。
ダイソンの温風、恐るべしです。。。
ダイソンの送風を1ヶ月使い続けた結果【前年と比較】
2021年5月の電気代です。
エアコンつけてないですが、少し暑くなってきたので、空調はダイソンの送風のみ利用しています。
次に去年の2020年5月の電気代です。
確かこの時期も、扇風機1台だけつけていたと思います。
ダイソンは送風に関しては、普通の扇風機と使用電気量についてはほぼ同じと言えますね。
【結論とまとめ】ダイソンのhot&＆coolは「ホット」の使い方に注意！
結論的にはもう出ているのですが、ただの扇風機としては非常に良いです。
しかし「ホット」を使うときは、ブレーカーや電気量に注意！
部屋を一時的に温めるため、短時間だけつけるならいいかもしれない。
というのは、電源を入れてから温風がすぐに出るからです。ただし長時間つけると筆者と同じ目にあいます。。。
ダイソンのhot&＆cool「AM09WN」についてまとめると、下記のように評価させていただきました。
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【静音性】〇静かだが、風量MAXはうるさい
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【大きさ、重量】◎コンパクトで軽く、移動しやすい
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【風質】：◎柔らかい感じの風で良い
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【お手入れのしやすさ】◎楽です
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【電気代】送風時：◎ 温風時：×××
以上、購入を検討されている方の参考になれば幸いです！
